_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

テルレットさんへのお詫び。2007年03月11日 20:42:00

テルレットさんのブログは、とても論理的に解説されている完成度の高いブログのひとつだと思います。http://blogs.yahoo.co.jp/tterurett
ひと月ほど前ですが、わたしのコメントが「重箱の隅」的で、しかも一時的に連続したので、「うざい」と、ご気分を害されてしまったようで、申し訳ありませんでした。 (しばらく書き込みを控えていました。)

ですが、わたしは完成度が高いからこそコメントする価値があると考えます。 テルレットさんのブログのように完成度が高いと、わずかの誤りの部分も含めて「正しい信じてしまうと危険」と考えるからです。 鉄筋の重なり40Dなどは、数少ないその一例です。

それに比べると、テルレットさんがブログで紹介した、ソーラーサーキットの宣伝本や自称断熱屋さんの本などは、ちょっと論理的に考えれば誤りばかりなのでコメントする価値が少ないと考えます。 理系の人、論理的に考える人はすぐ気づきますが、文系の人、情緒的に捉える人はそんなところは気にしないのかもしれません。

今後は同じ「重箱の隅」でも影響の大きいと考えるもの以外は、あまり書かないように心掛けます。

以上です。

コメント

_ テルレット ― 2007年03月12日 00:06:19

こちらこそ一時期は熱くなってしまい申し訳ございません.誤記や私のカン違いしている部分についてのコメントは全て反映して修正し,その旨のお礼のコメントもしてきたつもりです.

ほかにもねこちパパのホームページの紹介などは大変参考になりました.全てプリントアウトして熟読しています.

しかし,記事の内容をけなすような書き込みをして(例えば地盤のところですね),拙宅ではそこも対策していますので問題ありません,というような書き込みなんかは,さすがに読んでいていい気分はしません.私も気をつけていますが自慢は好きじゃない.ねこちパパの記事はほぼ全て自慢で,他の工法(特に外断熱)はけなしまくりですから,読んでいいて嫌味にすら見えますね.しかしそれを余りある情報量なので頭が下がる思いですので,参考にはしています.私も人間ですから見ず知らずの人に「お前のところは危ない」なんて言われていい気はしませんよ.書き方の問題の気がします.

他にも私がこれから書こうとしていることを先取りしてコメントされてしまう場合や(例えば基礎モルタルのことろ),重箱の隅をつつくようなどうでもいいこと(例えばエコキュートのところ契約の部分)を書かれると,非常にやりにくいわけです.どうせやるなら建設的な議論を望みます.

まあ,私も個人的に楽しんでやっているだけですので,できるだけ楽しくやりたい.足をひっぱるのではなく,建設的な意見交換で,不快な思いはしたくないのです.有益な情報は是非とも頂きたいところです.あんまり馴れ合ってしまうのも意味が無いので,そこのさじ加減なんだと思います.

iBookさんは公庫資料所も熟読していて,知識も私よりも遥かに上なので,有益な情報を提供してくれるのを勝手に期待しています.今度ともよろしくお願いいたします.

ちなみにわたしのブログは完成度が高いというのは言い過ぎで,私より情熱といか執念を燃やしてまとめられている方は星の数ほどいます.私にはそこまでの時間と情熱がありません.

_ テルレット ― 2007年03月12日 01:03:44

ちなみに理系の人が論理的で文系の人は情緒的というのは誤解だと思います.文系も十分論理的ですし,むしろ論理学は文系から発達しました.哲学や思想はconstativeに物事読み解くので,engineeringよりよっぽど論理的かもしれません.アリストテレスの論理学やナガールジュナの中道思想は論理学を正面から扱ったもので,文系に属すると思いますが,真にscienceです.

_ iBook ― 2007年03月12日 23:22:31

>誤記や私のカン違いしている部分についてのコメントは全て反映して修正し,その旨のお礼のコメントもしてきたつもりです.

テルレットさんは、大変真面目な方なのだと思います。
○月○日、x文字修正。発言者へのお礼の言葉もきちんと書き添える。という公文書や学会論文のようなお方。
わたしなんかは、管理者権限は超強力ですから、誤記というかタイプミスなんかは黙って直してしまってよいと思っているし、気に入らないコメントは無視しても、削除してしまっても良いと考えています。
結果的に発言者が誤っていると判断されたところが修正されれば、それでOKという考えです。
最初にメールアドレスをお聞きしたのは、特にタイプミス的な修正にはコメント以外の手段を使いたかったのです。

>しかし,記事の内容をけなすような書き込みをして(例えば地盤のところですね),拙宅ではそこも対策していますので問題ありません,というような書き込みなんかは,さすがに読んでいていい気分はしません.

基礎屋地盤のところで、自分のコメントを読み返してみましたが、思いあたりませんでした。感性が鈍くてすみません。わが家が地盤改良が不要だったという記述のことでしょうか。

_ iBook ― 2007年03月12日 23:38:19

建設的な議論はわたしも望むところです。
ただ、テルレットさんもわたしも、既に着工しているのでむつかしいところがあるように、今になって思います。

わたしは数年間「いい家談話室」とその過去ログで、多くの方から勉強させていただきました。 この過去ログはすべて読みました。
http://www.ii-ie.com/main/modules/xhnewbb/
http://www.ii-ie.com/pastlog/index.htm

また、着工前(の検討段階)でしたら、そのBBSを読んで自由に選べる、変更できるのでどんな発言も歓迎なのですが、
・着工してからでは基礎を作り直すのは無理ですし、
・どんなに良い新製品が出てきても、注文後ではなかなか変更できません。
・自分が選んだ判断が正しいと思っているので、異なる意見を受入れにくい。
などがあります。

その方の現在の立場(検討段階、着工段階、引渡し後)が分かっていないと、アドバイスが余計なお世話になりかねないと思います。 「住まいの水先案内人」のウェブマスターHORIさんが、質問者の立場を効いてから答えていた訳が、やっと分かってきました。(遅い!)

今後も、発言には注意していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:15:31

OK.
せっかくなので,腹を割ってぶっちゃけトークをしましょう.

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:22:22

「畑や水田の盛り土は要注意です。」「拙宅ではひとりで来て、自動の機械でやっていきました。 結果は隣接地と同様な結果で、表土の自沈層以外は、まあまあ良好で均一な粘土層が2.5mつづき、その下は打撃貫入が必要な段丘礫層だそうです。 一安心しました。 」「 拙宅で使ったものは80kgあるそうです。 締め固めには「水」も使いました。 」「拙宅は北西角地ですが、ど田舎なので日照は問題ありません。」

このへんですかねぇ?あんまりいい気がしないのは.うちは元々畑の土地を買って軟弱地盤だったんですよね.ってブログで書いているわけです.私はそれを承知で買っているわけですが,「それは危ないですよ!」なんて改めて言う必要があるのでしょうか?自分で言うのはいいけど,あんたに言われたくないって,って気分にどうしてもなっちゃうんですよね.それは俺がガキだからなんだと思うんです.適当に聞き流すということが出来ない.性格なのでしょう.でもですね.それがたとえ事実であったとしても言われていい気分がしないと思うんです.どうでしょうか?さらに追い討ちをかけるように,「(それに比べて)拙宅は(ちゃんと対策しているので)大丈夫」と書かれた日にゃ,お前は考えが浅いが,俺は深いぜ,なんて聞こえてしまうわけですよね.と,またしても熱くなってしまいましたが,そう感じてしまったということです.

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:27:19

本来なら,事実は事実として受け止め,何を言われようが,自分や自分が下した判断をも第三者の目で客観的見つめられるようになるのが理想です.しかし,これって難しいです.ゴルゴ13ぐらいの超人にならないといけない.人間は,一番触れて欲しくないところに触れられると猛烈に反発する,っていうのは心理学上も明らかになっていると聞きます.「いや俺は違う.俺はもっと強い」という人に限って,実は弱い,ってよくあることだと思うんですよね.私は弱い人間で,自分で下した判断にも自信がもてないわけです.その裏返しが,あのようなブログになっているのでしょう.

そして,いじられたくないところをiBookさんにいじられると,猛反発してしまったということなんだと思います.ガキなんですね.子供と一緒です.

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:38:08

しかし,iBookさんが仕掛ける議論が面白かったのも事実です.たとえば,基礎の立ち上がりの話とか,匂いと水蒸気の分子の話とかは,確かになるほどと思いました.そういうことをコメントしてくれた人はいなかったですし,私はわかっているようなことを書いていますが実は全然わかってないので,勉強になります.だいたい,最近ではコメントをくれる人も少なくなっているので,iBookさんがいなくなって寂しくなったとさえ感じています.そういう意見交換はありがたいとおもっています.

また,鉄筋の重なり長さなどの間違いのご指摘も大変ありがたかったです.

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:46:27

で,iBookさんは想像するに,相当勉強していると思います.iBookさんに教えていただいたねこちパパのホームページとそこにリンクされている方々ページを熟読しましたが,皆さんものすごく勉強していて,自分の不勉強さに愕然としました.なので,私は,自分で現場をチェックするということを諦めています.私のやっているのは現場をただ見に行っているだけです.そして,家ってこうやってできていくのね,と,現場監督さんに教えてもらっているだけです.現場監督さんだけが私の頼りで,信頼関係の上に成り立って,我が家の家作りが進んでいます.

その点,iBookさんは違うのだと思います.私もそれくらい勉強しておけばよかったと今では後悔しています.断熱のことだけは仕事柄興味があり,そこそこ勉強したつもりでしたが,構造や耐震性についてはここにきて毎日始めて知ることばかりなんですよね.

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:51:55

住まいの水先案内人やいい家の談話室の存在は知っていましたが,知ったのは1年ぐらい前で,情報量が膨大すぎて読みきれていません.関心のあるところだけ拾い読みしているだけですね.

過去ログを全て読んだってのは鬼です.まじすごいです.たぶんプロの現場監督さんの知識に勝るとも劣らないでしょう.

_ テルレット ― 2007年03月13日 22:54:50

「その方の現在の立場(検討段階、着工段階、引渡し後)が分かっていないと、アドバイスが余計なお世話になりかねないと思います。」

これは,ブログでコメントする上で一番難しいところだと思います.私も気をつけてはいるのですが,こういう性格ですので,人様のブログで余計なお世話的な発言をしてしまって後悔することも良くあります.性格的におせっかいなんでしょう.

でも,iBookさんとは,ここまで腹を割って話せたのでなんだかすっきりしました.我が家の仕様についてはもう変更はききませんので,聞いて後悔することも多々あるでしょう.しかし,知らないでいるより欠点を知っていた方がいいのだと思います.知らないで幸せな気分でいるのって,なんか間抜けですしね.

いろいろと教えてください.

_ iBook ― 2007年03月14日 23:54:26

テルレットさん、ありがとうございます。
鈍感なわたしが、テルレットさんが不快に思われた部分がわかりました。 言いわけしたいところもあるのですが、やめておきます。

自己紹介します。
わたしは、家を建てようと思って行動して、詳細をつめて契約しようとしたところで、不幸があり2度中断しました。 そのため結果として、頭を冷やす時間、勉強する時間がとれました。 ただ、最初は木造軸組工法で外張り断熱のつもりでしたので、公庫仕様書も2x4仕様書は全く読んでいませんでした。 つい最近になって入手して読んでいるところです。 まさに泥縄です。

わたしも、自分のこだわるところ、理解できたところだけしか詳しくありません。 建築はものすごく広い分野の事を扱うので、大変な職業だと思います。 土木、コンクリート、各種の木材、新建材、電気、ガス、上下水道、雨、風台風、地震、家事etc さまざまな素材の性質、工法、納まりを考えただけでも、頭がイッパイになります。 建築家は腕利きのコーディネーターだと思い尊敬します。 ですから、わたしが監理もどきのことをやっていますが、自分で分かったところを眺めているだけです。 例えれば、天体観測と天体観望のちがいでしょうか。 あとは、工務店を信じるつもりです。 幸いなことに99%信じられる工務店、家を一緒に作り上げる良いパートナーを見つけることができました。
50を過ぎて体がきついのですが、家族と自分のために、もうひと踏ん張りしようと思っているところです。

テルレットさんの「釘の監理」はなかなかだと思います。 2x4」は釘が命ですからとても参考になります。 載せる写真も楽しみにしています。
 

_ テルレット ― 2007年06月06日 22:58:52

ibook様
お久しぶりです.
家の方もだいぶ進んでおられるようですね.
完成が待ち遠しいです.

ところで,ibookさんがエントリーしてくれた私に対する本記事ですが,ご丁寧なお詫び状を本当にありがとうございます.今更なんですけど,本件は我々二人の個人的なやりとりですし,ネット上で公衆にオープンにしておくのも恥ずかしいなあと思いまして・・・・・できれば削除して頂けるとありがたいのですが,可能でしょうか?今後個人的なことはメール等を通じてお互いにやりとり出来ればと思います.今後もよろしくお願い致します.

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