_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

節電への挑戦(3)2008年09月06日 15:23:54

 
待機電力を節約すると、一体いくらになるのか。

ズバリ! 1W=200円。(←覚えてください)

一年間は8760h。
1Wの電気を一年間使うと、8760Wh。

電気料金は単価が一定でないので、
ここでは平均単価を23円/kWhとすると、23*8.76=201.48円。
http://www.tepco-switch.com/cost/menu/dentou-j.html

端数だと覚えにくいから、1W=200円。

几帳面な性格な方は、ココで正確に計算できます。
http://www.tepco.co.jp/life/custom/ratesimu/index-j.html


待機電力が10Wだったら、年間2000円だから、モチロン切ります。
0.1Wだったら、年20円だから、まっいいか。(自分に甘い iBookです)

1Wだったら年間200円なので、う〜ん、微妙なところ。
わたしなら、コンセントから抜くのは面倒だから嫌だけど、
主電源OFFなら実行、というところ。

6月に挑戦した時には目一杯やっていて、0.1Wでも切ったけど、
普段やるには、長続きすることが大事だと思う。

費用対効果(労力と費用)を考えて、できるところから実行しましょう。
 

節電への挑戦(4)2008年09月09日 23:56:46

前回の記事。
>1Wだったら年間200円なので、う〜ん、微妙なところ。
>わたしなら、コンセントから抜くのは面倒だから嫌だけど、
>主電源OFFなら実行、というところ。

ノートパソコン。
ドアホンのリモコン。
携帯の充電器。
デジカメの充電器。
など、待機電力を節約したいのはヤマヤマだけど、
一つづつコンセントから抜いていては疲れてしまいます。
プラグも傷みそうだし。。。

コンセントから抜くのは数が多いと面倒です。
次に使う時にプラグを挿し込むのが、これまた面倒です。
この方法は(性格にもよりますが)なかなか長続きしません。


そこで、お勧めするのが、
「スイッチ付きのテーブルタップ。」

例えば、これ。
http://toba.livedoor.biz/archives/50478430.html

一個づつ入切するタイプはこまめに入切できて便利ですが、間違って隣を切ってしまったりしないような対策が必要でしょう。

私が使っているのはスイッチひとつで6個まとめて入切するタイプ。
ココに繋ぐのは待機電力節約するものだけだから、スイッチ一つでまとめて切れるので、トッテモらくちんです。
(切れないものは別回路にしてあります。)


テレビ周りでも同様に、テレビや5.1chなどをまとめて切れます。
ただし、HDDレコーダーは切る訳にはいかないので、別回路にしておきます。

また、プロジェクターは、電源OFF後の数分間、電球を冷やすファンを運転しておく必要があるので、これも別回路にする必要があります。


実は、
家を設計する時には、電気回路を二つに分けようと思っていました。
ひとつは、冷蔵庫やFAXなど切ることのできない回路。
もうひとつは、外出時にブレーカーを「バシッ」っと落として良い回路。

このブレーカーを玄関ドア付近に置けば、出かける時に楽できそう。それに安心。
ガスの元栓閉める感じで、電気をOFF。
 
今のホテルは電気を点けっぱなしで出かけられないように、
キーを挿し込まないと電気が点かないようになっている。
(ミナ カンガエル コトハ オンナジダ)
 

公庫からの手紙(3)2008年09月14日 14:36:47

 
また、公庫からの手紙がきた。



今度はなんだろう??
前回(2)のときは、3年前に買った仕様書の内容訂正のお知らせだった。
http://the.asablo.jp/blog/2008/08/31/3724143


今度は、「住まいの管理手帳」改訂版発行のお知らせ。
つまり、広告DM。

簡単に言うと、
この本は改訂したよ。
9月17日に発行されるよ。
だから、また買ってくれ〜。

内容は8ページも増えたよ。120p→128p。
料金は820円から900円になったよ。(WEB注文の場合)


ということは、
↓この広告画面も近いうちに改定されるのだろう。
https://www.sumai-info.com/book_shop/list_01.html
 
e-mailだったら、何万通だしても安いだろうけど、
ゆうメール(郵政公社)だとイクラかかるのだろうかと、
ちょっと気になった。
 

換気の省エネ(3)2008年09月20日 22:12:06

熱交換機のおはなし。
 
拙宅では、省エネの第三種換気装置を使っているので、熱交換はしていない。
http://the.asablo.jp/blog/2008/08/16/3695158
つまり、今回の話は蚊帳の外ってことです。


この写真は、熱交換により換気の熱ロスを減らす装置。
拙宅では使っていないが、熱交換効率90%(?)の高性能を誇る装置。
しかし、見たとおり、かなり大型である。

そもそもこの「熱交換効率」というのが、トテモ曖昧で良く分らない。
測定条件(計算条件)も明示されていない。

普通に考えると、
室内温度 ○℃、湿度○%
外気温度 ○℃、湿度○%
風量   ○m3/h
圧力損失 ○Pa
消費電力 ○W
これくらいは表示してもらわないと、熱交換効率90%とは何のことなのか分らない。

おそらく、メーカーにとって一番都合の良い条件の時に、顕熱のみの回収分が90%なのだろうと、勝手に推測する。

本来ならば、熱交換効率という曖昧なものではなく、エンタルピー回収率を表示すべきだと思う。

そして、
分子は、回収したエンタルピー。
分母は、排気のエンタルピー+それに要した消費電力。
回収に必要なエネルギー(消費電力)を算入するのは当然ですよね。

それが駄目なら、熱交換効率という訳の分らない表現はやめて、
排熱回収率(顕熱分)○%と表示して欲しい。
いづれしても測定条件の明示を望む。

↓エンタルピーの説明。
http://homepage2.nifty.com/eman/thermo/enthalpy.html
 



換気の省エネ(4)2008年09月21日 12:00:17

熱交換機の不思議。

20℃の空気と0℃の空気を同じ量だけ混ぜる。
すると、10℃の空気になる。
だから、熱交換効率としては最高でも50%までしか不可能。
と思われます?
(今回は、湿度=潜熱は無視しています)

つまり、こんなイメージです。
室内 排気20℃→→→15℃→→→10℃ 屋外排気へ
屋外 吸気 0℃→→→ 5℃→→→10℃ 室内吸気へ
これですと、効率は50%どまりです。



しかし、実際の熱交換機はもっとスゴイ。
熱交換効率90%というものがあるそうです。(見たことありませんが)

もしここに顕熱式で熱交換効率90%の機械があったとすると、
その温度分布はこう考えられます。

空気の流れを図示すると、
室内 排気20℃→→→11℃→→→2℃ 屋外
室内 吸気18℃←←←09℃←←←0℃ 屋外
(これはイメージです。実際は違います)

室内の20℃の空気は、熱交換機入口では20℃あっても、19℃、18℃、、
と徐々に冷やされ、出口では2℃になります。
逆に屋外の0℃の空気は、最初に2℃の空気と触れ合い、次に3℃、4℃、、
最後に20℃の空気と触れ合い18℃になります。

この場合は、全ての段階で、2Kの温度差があることになります。
(くどいですが、あくまでイメージです)

ただ、このためにはたった2Kの温度差で充分な熱伝達を行なう面積(と時間)が
必要になります。
当然、空気もゆっくり動かす必要があります。

同じ大きさで換気風量を多くすれば効率が低くなってしまいます。
ですから、効率と風量はセットで表示されないといけないと考えます。
丁度、エンジンの最大出力や最大トルクが回転数と同時に表示されるように。

実際90%の効率を誇るスティベル社の熱交換機は、押入れ半分くらいの大きさがあります。
 

日本ブログ村の にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ にほんブログ村 環境ブログ エネルギー・資源へ 部門に参加しています。

ジオターゲティング