_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

JRA4050-20042007年03月27日 22:21:47

先に書いたが、エコキュートの性能は、外気温度などで大きく変わる。

では、どうやって測るのか。
日本では、JRA(日本冷凍空調工業会)規格で測定条件が決まっている。
(蛇足ながら、エアコンなどもここの規格で測り方が決まっている。)

エコキュートの測定条件は、大きく分けて3つある。
定格加熱能力、定格消費電力。これは、春と秋を想定している。
夏期加熱能力、夏期消費電力。これは、夏を想定している。
冬期高温加熱能力、冬期高温消費電力。これは冬を想定している。
具体的には次のとおりだ。
       外気温度、   入水温度、出湯温度
定格加熱条件、DB16/WB12℃、17℃、  65℃
夏期加熱条件、DB25/WB21℃、24℃、  65℃
冬期高温加熱条件、DB7/WB6℃、9℃、 冬期高温加熱温度

これ以外に、寒冷地の測定条件が規定されている。
次世代2地域の人は気にする必要があるが、わが家では関係ないので省略する。

なお、DB/WBは乾球温度/湿球温度のこと。
冬期高温加熱温度は、カタログ値であり、一般的には90℃。
数字で決めるのは簡単であるが、工学的にピッタリの条件を維持するのは無理なので、0.5℃から2℃の誤差が認められている。

1年間の消費電力量を算出するには、定格運転状態を基準にして、必要湯量を夏と冬は30〜40%減らしたり増やしたりすれば良いだろう。



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