_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

床下暖房2007年03月13日 23:12:30

暖房には色々な方式がある。

暖房空間としては、全館暖房か個別暖房(局所暖房=採暖)か。
暖房場所では、輻射熱利用の床暖、壁暖、窓暖、または空気暖房。
熱源としては、電気、ガス、灯油、薪。
それぞれ、長所と短所があるので選定はむつかしい。

部屋の空気の温度を上げるとどうしても乾燥してしまう。
乾燥すると寒く感じるのでさらに温度を上げる悪循環になる。
風があると寒く感じるので不快だ。

そんなことで、エアコン暖房は不採用になった。
(ただし、降雪時のバックアップとしてはエアコンも使う設計だ)

床暖房はとても人気がある方式だ。
上手く使えば空気を暖めるのに比べて、暖房温度が低く済むので、
燃費が安く済むそうだし、魅力があった。 
ただ、ショールームではどうしても設定温度を高くしてあるため、
長時間いると不快になってくる。
良さが体験できなかった。

そんな訳でわが家では温水を使ったパネルヒーターを選んだ。
こいつの弱点は、邪魔になるところだ。 特に夏は邪魔だ。
この点、床暖房はすばらしい。
そこで、床下に放熱器を置き、ガラリを切ることにした。
パネルヒーターから放熱器になったのは、見栄えを気にせず、
100%放熱性能重視で選んだからだ。

床下暖房については、とても参考にしたマニュアルがある。
監修:北海道立寒地住宅都市研究所
発行:(財)北海道建築指導センター
パッシブ換気システム設計・施工マニュアル
http://www.hokkaido-ksc.or.jp/00_02_books/bookslist.html
↑この中段くらいにあります。

こちらのBBSも参考にしてください。
http://ii-ie.com/pastlog/lng0110/01100001.htm
http://ii-ie.com/pastlog/lng0111/01100019.htm

コメント

_ take1 ― 2010年12月24日 09:45:49

拙宅も床下暖房で、温水を使った放熱器を何台か床下に設置し、その上をガラリにしています。放熱器は基礎外周に設置していますが、基礎内側断面に、遮熱シートを貼るアイデアはどう思いますか。
基礎断面外側への熱損失を防ぐ目的です。輻射熱が届く範囲であれば、意味がある気がします。なので、内側外周全面でなく、放熱機周辺のみ貼り付けようかと考えています。

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