_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

床下エアコンの記事:nyazillaさんへ2009年01月31日 21:53:00

 
nyazillaさん、コメントありがとうございます。
(住所氏名メアドがありましたので、コメントは非表示にしました)

ご要望いただきました、拙宅の見学についてはお断りします。

わが家の仕様については、
ii-ieのBBSを読んで、わが家の仕様を丸裸にされた方の記事
http://the.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541693
ならびに、そのコメント欄。

さらに、その後のやり取りをご参照ください。
http://the.asablo.jp/blog/2008/01/05/2547091


また、床下エアコンについても大変興味を持たれた方がいて、
http://the.asablo.jp/blog/2008/03/23/2817079
http://the.asablo.jp/blog/2008/03/23/2817081
http://the.asablo.jp/blog/2008/04/19/3203359
これらの記事とそのコメントを参照してください。

わたしが参考にした床下エアコンの参考記事
http://ii-ie.com/pastlog/lng0509/05070017.htm
http://ii-ie.com/pastlog/lng0601/06010007.htm
http://nisi93.exblog.jp/i15/
http://www.ii-ie.com/pastlog/lng0311/03100032.htm
http://www.sotodan.jp/cgi-bin/danwa/index.cgi?print+200312/03120002.txt
http://home.att.ne.jp/blue/teamoida/Myhome/yukashita_aircon.html

なお、床下エアコンを採用される場合は、少なくとも、
寒地住宅都市研究所(寒地研)の「パッシブ換気設計・施工マニュアル」を熟読されることを強くお勧めします。
床下暖房についてのいろいろなノウハウが書いてあります。
今では北方建築総合研究所(北総研)に組織変えして旭川へ移転しましたが、資料は入手できると思います。

わたしの床下エアコンについて不明の所があれば、質問してください。
できる限りお答えします。
どうぞ、良いご普請を。
 

体感温度2009年01月25日 00:52:17

この記事は「いのさん」の記事へのTBです。
http://iinoakazonae03.blog77.fc2.com/blog-entry-250.html

いのさん、相変わらず熱い、いや篤い語りですね。

2000年頃、赤星さんの講演を聞きました。
たしか千葉から東京へ出てこられ、省エネと言うよりもエコな生活全般のお話で、
最後にはリュックを背負ったご主人も登場されたことを思い出しました。

ところで、いつもの悪い癖で重箱の隅をつつきます。
>うちは事業所なので、水道光熱費は一般家庭より高めで2002年は70万円弱。それが2007年には34万円台に!!

これにはいくつかの理由があると思います。

フローリングは、樫や楢など堅い木は冷たく感じ、パインや桐など柔らかい木は暖かく感じます。
これは、セルロースの隙間(=気泡)が多いからです。
しかし、これよりも発泡系断熱材の方がずっと気泡が多く細かいのです。
昔、仮設小屋のせんべい布団の時、スタイロを床に敷いて寝たことがあります。
その時の暖かさは感激ものでした。

女性は足が冷える方が多いでしょうから、床断熱をどんなに強化しても、
直接のウレタン敷きには勝てないと思いいます。
それが、
>以前は28度にしないと寒く感じていたのが、20度でも十分暖かです。
ということにも繋がってくると思います。
足が寒いと暖房温度をいくら上げても暖かく感じません。
おまけに室温が上がると、乾燥するので寒く感じてしまい、
もっとエアコンの温度を上げるという悪循環に陥ります。

体感温度という考えがあります。
おもいっきり超約すると、
空気の温度と周囲の床や壁や窓の温度の平均で、篤さ寒さを感じるということです。
(他にも湿度、気流、着衣量、代謝量などが影響しますが)

床にウレタンを敷いたことで、床が暖かいというか冷たく感じなくなり、部屋の温度をあまり上げる必要がなくても良い。屋外へ逃げるロスが少なくなる。暖房費が少なくなる。という、好循環が働いたのだと思います。

拙宅の床下エアコンの設置場所には、
外気に面する壁と床にスタイロが敷いてあります。
ここはお尻ぺったんこでも、全く冷たくありません、

ソーラーウォールの真似2009年01月18日 10:07:47

 
「ソーラーウォール」という製品があります。http://www.solarwall-jp.com/whatis.htm

これが設置されている太田市のスーパーエコハウスも見ました。
(HPでは住宅と紹介していますが誤りで、ここには人は住んでいません)


この製品は、その昔、いい家BBSで話題にしていました。
http://www.google.co.jp/custom?q=%83%5C%81%5B%83%89%81%5B%83E%83H%81%5B%83%8B&btnG=%8C%9F%8D%F5&hl=ja&lr=lang_ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&cof=AWFID%3AFSja5f66f49955008023%3BAH%3Acenter%3BGL%3A0%3BS%3Ahttp%3A%2F%2Fii-ie.com%2Fpastlog%2Fmain.htm%3B&domains=ii-ie.com&sitesearch=ii-ie.com
(ここのkei2@北関東=iBookです)


太陽熱利用のアイデアはとても良いと思ったのですが、
わが家はアマチュア無銭家(!)なので、福沢諭吉さんが少ない。

そこで、わが家ではこの「考え方だけ」を取り入れました。
外壁をガルバにして、2F給気を通気層から採っています。
(1F給気は基礎立上りからです)

空気が通気層を通る間に、多少でも暖まる効果を期待しています。
(この方法は吸気口からの騒音防止にも有効です)

しかし、
ガルスパン25は内側にウレタンがありました。(爆笑)
 
OMソーラーを真似して、屋根のガルガリウム鋼板から吸気すれば良かったのかも。。。
 

省エネ照明:LED(アダチさんへ)2008年12月31日 00:09:04

 
わたしが家を建てる時は、省エネを念頭に置きました。
照明も当然省エネのことをを強く意識しました。

着工当時の2年前は、発光効率はHF蛍光灯が最高で、100-90lm/w(ルーメン/ワット)でした。
LED照明は、単体ではHF蛍光灯の効率を上回りましたが、点灯回路を加えると下回りました。
ですから、台所と趣味コーナーの照明にはHF蛍光灯を採用しました。(電球もありますが)

そのほかも蛍光灯や電球型蛍光灯を多用しました。
電球を使っているのは、トイレ、階段、読書灯(蛍光灯併用)など極く一部です。

しかし、LEDの技術はパソコンの様に日進月歩で、毎年のように効率が向上しています。
わたしの古い知識ではとても追い付きません。

現在なら、直流をそのまま使えるのでしたら、LEDでHF蛍光灯を上回る発光効率を得られると思います。
ただし、品質のばらつきがありますので、効率の悪い製品も当然あるでしょう。

ここのHPによれば、19Wの蛍光灯型LEDの方が、40W蛍光灯より直下照度が明るくなっています。
http://www.led-light.jp/page069096.html
ただし、蛍光灯は360度でLEDは180度ですので、注意が必要です。
蛍光灯も反射傘をつければ、もっともっと明るくなる筈です。

残念なことに、単品LEDは効率などの重要なデーターを公開していません。
わたしが省エネ照明にトライするならば、秋葉原で各社製品を10個くらいづづ買ってきて、値段、明るさ、色合いなどを実験しながら進めます。
LEDの当たり外れはあっても、大きな失敗は無いと思います。

LED照明を実験されるようでしたら、申し訳ありませんが、
アダチさん人柱になってください。

LED単品
http://www.shimarisudo.com/tantai/index.html

なお、LEDの点灯には電流制限回路(または抵抗)が必要です。
http://www.shimarisudo.com/ledkit/index.html
 

家造りには、いくら必要か。(2)予算超過の巻。2008年11月29日 18:21:57

 
家造りの予算はおいくらでしょうか。
2000万円。3000万円。4000万円。それとも1億円。
これには、土地代込みでしょうか、別でしょうか。

多くの人は、家造りの予算が超過するようです。
200万円くらいの予算超過は可愛いもので、
建築業界では「そんなのアタリマエ」の世界のようだ。(根拠なし)

キッチンショールームに行くと、必ず、
普及品の扉の「トナリ」に鏡面仕上げの扉が並べてアル。
当然、高い方が良く見える。
「鏡面仕上げの方が見た目もキレイですし、汚れも付きにくく掃除も楽ですよ」
「それじゃあ、コッチにしようかしら」
(しめしめ、これで売り上げ30万円アップだ)

次にユニットバスを見に行く。
タオルハンガー。スライドバーハンドル。ワンプッシュ水栓。
防滴スピーカー。浴室テレビ。最後にはジェットバス。
「うわっ便利そう。家造りは一生に1回だから、思い切って。。。」
(よしよし、これで55万円アップを獲得だ)

こんな具合で、《おしグー》《OKウェブ》などの相談コーナーでは、
「どうしよう、800万円の予算超過」などのタイトルが並ぶ。
世間には、こんな予算管理できないAFOが沢山いる。

「ソウイウ オマエハ ドウナンダ」

はい。私の場合は、セルシオクラスの予算超過でした。
ワタシモ リッパナ AFO デ ゴザイマス。(汗;)

家の完成後「最初に言ってくれれば簡単にできたのに。。」
と、言われるのが悔しいので、希望をテンコモリにした結果です。
といってもワープロでA4箇条書、たったの6枚ですけど。

最初に出てきた見積もりをみて、ビックリ仰天。
そしてセルシオをカローラにすべく、悪戦苦闘が始まった。

・見積書の単価の大きいところは、じっくりと再検討。
・面積の大きい(外壁、屋根、内装、床)も、ねじり鉢巻きでコストダウン検討。
・IHなどは施主支給で通販で購入。
・ホームシアター機器は新規購入を見送り。
・遮光ロールスクリーンはDIYで後付け。
・登記もDIY。地目変更登記、建物表題登記、保存登記。
これらは、それぞれ数十万円のコストダウンになりました。

最後には、
・風呂の腰掛けをカットしてホームセンターで購入。
・洗面台の側板をカット(壁面だから不要なのだ)
・レンジフードの幕板を省略し、大工さんに造作依頼。
などなど。
数千円単位のコストダウンも、もちろん残さずチェック。

これらの対策で、なんとかカローラクラスに収まりました。
でも、(妻子が臭いに敏感で花粉症なので)
ハイクリンボードやルナファーザーなど、譲れないコダワリは残しました。

これをカットしたら家を建てた意味がなくなりますから。
 
教訓
余裕を持った資金計画を(ご利用は計画的に)
 

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