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サヤ管ヘッダー工法(水道配管)2007年03月25日 21:16:10

写真は、サヤ管というもの。

今では、家の中の水道配管は、サヤ管ヘッダー工法が普通だ。
内側の半透明の管は架橋ポリエチレン管で、この中を水道水を通す。
外側の青い管は水道管を通す経路。 お湯の配管では青い管の変わりに赤(オレンジ)のサヤ管を使うようだ。

ヘッダーと言うのは、水道を引き込んだところで分岐してスター配管する分岐装置。 つまり、途中の分岐がなく、ヘッダーから水栓まで一本で配管する。 途中分岐がないから漏水の危険も減ると思う。

将来、内部配管が劣化した時には、青い管の中の「半透明の管」だけを取り替える。
サヤ管ヘッダー工法だと縁の下に潜らずに取り替えできる。

また、配管工事も途中分岐がないので短時間で済む(=人件費が安い) 材料費はエスロンパイプの配管より高いのだろうけど。 最近は、材料費が多少高くても、工事が簡単になる工法が採用されることが多いようだ。 日本の人件費が高いから。

水道配管で検討したもうひとつの有力候補は、モルコシステム。これはステンレスの配管、分岐を使う工法。 特殊な技術が必要らしく、これを開発したベンカンという会社はつぶれたが、同じ場所でベネックスとして生まれ変わって活動している。
カタログ請求でも一番速く資料を送ってくれたところで、やる気十分と見た。

わが家では、家の中だけsusを使っても、水道局からここまでは鉄管を使っているのだから。。。と考えて、モルコシステムではなく、サヤ管ヘッダー工法にした。 ゴメン。
もちろん、予算の関係で、だ。


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