Low-Eガラスが結露(6)うれしい話 ― 2009年01月12日 00:59:58

ひと月ほど前、「Low-Eガラスが結露(5)」をアップしました。
ハニカムサーモによって、ガラスの内側が結露する現象です。
http://the.asablo.jp/blog/2008/12/14/4008535
この時、
>わが家では、毎日結露しているのは、
>風呂場の窓ガラスと、スタイロ50mmを嵌め込んだFixだけです。
>ほかは「ガラス内側」の結露はありません。
と書きました。
しかし、昨日(1/11早朝)はとても寒かった。
外気温が久しぶりに氷点下に下がりました。
わが家において、風呂場とスタイロFixの窓以外でも結露を発見しました。
ここに写真で報告します。
しかも、喜んで。
さて、ここで問題です。
iBookは、なぜ結露発生を喜んでいるのでしょうか。
ヒント:どんな状況で結露したのかが答えです。
お考えください。
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Low-Eガラスが結露(7)うれしい結露の秘密 ― 2009年01月16日 22:25:27

実はサッシの断熱性能を強化する実験中です。
写真のようにスクリーンを二つ設置しました。
・ケーシングの内側にロールスクリーン
・ケーシングの外側(室内側)に遮光ロールスクリーン
これによりサッシの室内側の断熱性能が強化されたので結露したのです。
室内側の結露=実験成功の証です。
やったー!!
実は、ここのところ簡易の赤外線放射温度計を使って、
日の出前の5時50分から各所の温度を測定して回っています。
外回りの測定時は、不審人物です。(怪)
その実験データは整理中ですが、その一部を紹介します。
今冬で最も冷え込んだ今朝のデーターです。
外壁-5.4℃〜-4.4℃(※1)
窓ガラス内側(スクリーン2枚あり)5.8℃
窓ガラス内側(スクリーン開放)9.0℃
室内の壁16.4℃(※2)
スクリーン2枚の効果は明らかです。
※1:気象台で観測した外気温よりも低い!
たぶん、放射冷却現象でしょう。
※2:室温が低いのは、ビジタールームの暖房費節約を目的として、緊急避難的に暖房をカットし、ドアを閉めているためです。
他にもWICや2Fトイレのドアを緊急的に閉めています。
(今までは24hドア開放状態でした)
このほかにも、カーテンの有無とか、断熱ドアの内外とか、
電動シャッター開閉によるガラス面の温度変化などを測っています。
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阪神淡路大震災(1) ― 2009年01月17日 23:12:21
今日はやはりこのことを書かなくてなるまい。
平成7年の今日、早朝に大きな地震が起きた。
いつものように5時に起き、家でご飯を食べ終わり新聞を読んでいた頃だった。
長い揺れがあった。
大きな揺れではなかったが、とても嫌な感じがする長さだった。
その後、1月末から2月初めにかけて神戸へ行ったのだが、そこで見た光景は忘れられない。
火災はもちろん鎮火していたが、三宮のビルの倒壊は写真と同じ、
高速道路の柱が鉄筋むき出しになっているのも同じだった。
違っていたのは多くの住宅に屋根にブルーシートがかかっていたこと。
現地では給水活動のお手伝いをしました。
その時感じたのは、
イザという時は地域の繋がりが大切だと言うこと。
足が悪かったら、老人世帯だけだったり、遠くて車がなかったり、
そんな水が運べない家には運んであげる人がいるがいることが大事だ。
それには、普段からの近所づき合い、これが自然と助け合いを産むのだと思った。
町内会とか学校PTAがうまくいっている所と、そうでないところがよく分かりました。
給水も、一人ひとりがペットボトルでは能率が悪い。
給水車も1ヶ所で時間がかかってしまう。
効率の良いと思った方法はこうです。
1.たらい、ごみ箱、子供のプールなどに水を受ける。
2.その水をヤカン、柄杓+漏斗などでペットボトルへ移す。
(ごみ箱は未使用のゴミ袋を入れて使います)
こうすると、とり合えず仮設の給水タンク代わりになるので、
給水車も太いホースで多量の水を配れます。
地震対策、建築基準法 ― 2009年01月18日 10:04:55
建築基準法の耐震の考え方の説明です。(古くて新しい問題)
http://www.iegs.or.jp/news/20071101_03.pdf
超約し、付加します。
1.1950年、建築基準法適用、C0= 0.2という設計法。
2.1968年、十勝沖地震、C0 =0.2の建物が壊 れた。
3.1981年、建築基準法の大改正適用(新耐震設計法)。
内容は地震力の2段階化で、C0=0.2という値を用 いる方法に加えて、大地震に対して終極強度法を適用する。
4.1995年、阪神淡路大震災、
新耐震法以降の建物は大丈夫だった。
新しい建物、2X4、木造3階建ての被害はほどんどない。
ピロティー構造は弱かった。
5.2004年、新潟中越地震、
柱が土台から抜けて被害発生。
6.建築基準法改正、ホールダウン金物を採用。
※建築基準法は、地震による建物被害ゼロを目指したのではない。
ひび割れや一部 損傷が発生しでも建物は潰れない(=圧死しない)、建物被害そのものは保険で直すという考え方。
※今までは、なぜ壊れたかの検証に偏りすぎた。
なぜ壊れないかの検証が今後必要である。(全ての建物が壊れていない事実から)
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ソーラーウォールの真似 ― 2009年01月18日 10:07:47
「ソーラーウォール」という製品があります。http://www.solarwall-jp.com/whatis.htm
これが設置されている太田市のスーパーエコハウスも見ました。
(HPでは住宅と紹介していますが誤りで、ここには人は住んでいません)
この製品は、その昔、いい家BBSで話題にしていました。
http://www.google.co.jp/custom?q=%83%5C%81%5B%83%89%81%5B%83E%83H%81%5B%83%8B&btnG=%8C%9F%8D%F5&hl=ja&lr=lang_ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&cof=AWFID%3AFSja5f66f49955008023%3BAH%3Acenter%3BGL%3A0%3BS%3Ahttp%3A%2F%2Fii-ie.com%2Fpastlog%2Fmain.htm%3B&domains=ii-ie.com&sitesearch=ii-ie.com
(ここのkei2@北関東=iBookです)
太陽熱利用のアイデアはとても良いと思ったのですが、
わが家はアマチュア無銭家(!)なので、福沢諭吉さんが少ない。
そこで、わが家ではこの「考え方だけ」を取り入れました。
外壁をガルバにして、2F給気を通気層から採っています。
(1F給気は基礎立上りからです)
空気が通気層を通る間に、多少でも暖まる効果を期待しています。
(この方法は吸気口からの騒音防止にも有効です)
しかし、
ガルスパン25は内側にウレタンがありました。(爆笑)
OMソーラーを真似して、屋根のガルガリウム鋼板から吸気すれば良かったのかも。。。
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