_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

YSさんへのレス(3/E)2011年02月25日 05:18:12

UNOさんのネットフォーラムに次の文を載せました。 
http://hpcgi3.nifty.com/net-forum/koukimitsuuno.cgi

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YSさんへのレス(3)

>>しかし、長い時間で考えると換気の過不足はキャンセルされて、ほぼ換気できていると思われます。

>そうなんですか......
>じゃ、なんで、uno先生や山口社長のような専門化が論外といわれるのでしょうかね。私はダクトレスはショートサーキットしまくりで換気として機能しないものがほとんどなので「論外」って言っているのだと思っていました。これ、素朴な疑問です。

YSさんの言われるお二方は、2X4工法ではすばらしい家を建てていた、そして建てている専門家だと思いますが、換気の専門家ではないと思います。(失礼)
換気に関して言えば、ダイキンとかdixの空調や換気の専門家がその人脈の中にいるということだと思います。

お二方の考えは分かりませんが、ある程度の想像はできます。
一つは、短時間とはいえ排気口からの給気(逆流)が許せないからです。簡単に言えば、トイレにパッコンを付け居間に給気する事態を短時間なら許せますか、ということです。

もう一つは誤解です。UNOさんが例にあげているダクトレスがショートサーキットしたのは、給排気口の設置位置の設計ミス、または使ったダクトレスのロスナイが給排気口が近かったからでしょう。
ダクトを使うロスナイでしたら給排気口を正しく設計すれば済むと思われます。すべてのダクトレスに共通する問題ではありません。
先に例にあげたトステムのすっきり君では、給気は南と東の居室から、排気は北と西のトイレ、風呂、納戸、台所となっています。これが普通のやり方でしょう。
こうすれば問題は少ないと思われますし、普通に素人が考えても、吸排気で方角を変えるとか、1Fから給気2Fから排気くらいは考えると思います。

また、寒地住宅都市研究所によって動力を使わない「パッシブ換気システム」が開発され、「同設計施工マニュアル」が発表されています。
これは主に北海道の風と温度差を利用した換気システムです。(建築基準法の改悪で今はこれだけでは駄目かもしれません)
UNOさんは証拠を見せろとすごい啖呵を切っていますが、普通に考えれば、パッシブ換気システムが成り立つなら、動力を使うことでこの換気以上のことができることは明らかです。
設計ミスや施行ミスはまた別の問題でしょう。

先のすっきり君の設計例では部屋の性質だけで給排気口の位置を決めていますが、本当はパッシブ換気の考え方を取り入れて、建築地域の風配図なども同時に考慮して効率的な給排気口を設計すべきと思います。

YSさんへのレスは、ひとまずこれで終わります。サッシ議論の最中、おじゃましました。


Name : kei2@北関東 Time : (2011年2月25日<金>05時17分)


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