_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

実践:除湿冷房の省エネ(2)2008年07月26日 13:43:43

 写真は、文末に出てくる赤外線(放射)温度計。
物体から出る赤外線の量を検出して非接触で測定できるので便利。
ただし、放射率が違うと温度に誤差が出る。


拙宅の冷房は2.8kWのダイキン製ルームエアコン2台で、吹抜け上部と床下に設置しています。
わたし自身は、再熱除湿は電気食いと思い込んでいるので、冷房主体に実験しています。
吹抜けエアコンは、29-27℃、50-60%の冷房運転です。リモコンには「除湿冷房」と表示されます。
18日夜は29℃設定でしたが、これでもドレンからはポタポタと滴が落ちていました。
気積に対してエアコンの冷房能力が小さいので、なんとか除湿できているようです。

一度、誤って湿度を「連続」に設定してしまい、のどが渇いて困った時がありました。
ダイキンのリモコンはこの点に注意が必要な様です。

床下用をどう使うかが問題なのですが、いまのところ23-7時にかけて、22-21℃、50%の冷房運転、それ以外は「停止」または「送風+空気清浄」で運転して、スラブを蓄熱として使おうと企んでいます。

これ以外に扇風機を2台使っています。
一台は室内の空気攪拌用で、床下エアコンの出口に当たるガラリに置いて、弱で上向きに首を振らせています。
もう一台は、床下の空気がまんべんなく廻るように、床下に設置して弱運転しています。
こちらには24hタイマーを入れて短時間でon-offさせ、稼働率50%で少しばかり節電しています。
床下通気孔とその一部閉鎖(仕切り)、扇風機の設置位置も試行錯誤中(課題)です。

24h換気は2台設置してありますが、最小に絞っていて、消費電力の低減となるべく顕熱、潜熱負荷が入らないようにしています。
また、梅雨時は床下換気口(吸気)はなんとなく湿気が入る様な気がして閉鎖しており、2Fのパッコンから吸気していますが、このあたりも実験してみたい課題のひとつです。

これらに要する消費電力量は一日10kWh以内でしょうが、ワットチェッカーが一台しかないので、全部を測定できていません。扇風機や冷蔵庫の消費電力を測っていて、まだエアコンまで手が回りません。
インバータエアコンは環境条件が大きいようなので、少なくとも一週間くらい測って平均しないといけないように思います。

温度湿度の絶対値はあまり信頼できないのですが、made in chinaのメモリ付き温湿度計が有り、これによると1F机上で26.0-27.5℃、65-55%といったところです。
赤外線温度計では、1F床フローリング25.4℃、2F勾配天井26.4℃といつも1K程度の差があります。
もう少し高温低湿にしてみたいのですが、なかなか思い通りにはいきません。
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