_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

床下エアコンには2方式あり2009年03月20日 15:30:08

「床下エアコン」という考えがある。

拙宅でも採用したが、まだまだとてもマイナーなので、
施主「自宅を床下エアコンにしてください」
設計「はい、わかりました」
とてもこんな具合にはいかない。

わたしの書き込みにも、このキーワードでたどり着いた方も何人かいらっしゃるようです。
しかし、大きな勘違いをされている方もいるので、ここで「床下エアコン」の歴史をちょっと振り返って見ました。

1991年、千葉県の大手HMがモデルハウスに採用。
上越の空調屋さんが納入。天井埋め込み型を床下に設置。ダクト構造で床上に吹出し。吹出し量の調整はモーターダンパ使用。
かなり本格的なシステム。

2002年、神奈川県で相模屋さんが実験的に(?)採用。
ルームエアコン4kWを自宅階段下に設置。床下と居室はガラリ無しで仕切り構造、ただしソーラーサーキットなので壁空洞とは繋がっている。


わたしの勝手な理解では、少なくとも、
 A:床下と居室が繋がっている方式と、
 B:床下と居室分離されている方式の
ふたつの方式がある。(もっと細かく分類できます。)

いままで床下エアコンを採用された方は、ii-ieBBSの過去ログなどを丹念に読んで調べ、参考にした方の家の構造などをよく理解した上で、自分なりの方式を採用されている。と思われます。

それぞれの採用者は「自分の方式について話して」いるので、その方の家の構造理解が不十分なままでは、書いてあることが理解できないか、誤解してしまうおそれがあります。

まずは、先人の知恵をよ〜く読み、メモしましょう。

http://the.asablo.jp/blog/2008/02/10/2615574


日本ブログ村の にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ にほんブログ村 環境ブログ エネルギー・資源へ 部門に参加しています。

ジオターゲティング