_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

DIY断熱補強:窓(2)その効果2010年01月14日 08:47:38


窓のDIY断熱補強について効果の大きかった順に紹介しました。

1年ほど前に簡易赤外線放射温度計で測定したdataを示します。
EXCELへ貼り付けてご覧ください。

まず、FX-16509窓への50mmスタイロ嵌込み効果です。
最低気温 -3.6 -2.2 -2.1 -1.6
外温北壁 -4.4 -4.4 -4.0 -3.0
1F室内温度 18.4 19.3 18.9 19.9
1F室内湿度 38 38 39 39
(2F趣味室内壁) 17.0 18.2 17.6 19.0
2F-Fix内スタイロ有 1.4 1.6 2.0 3.2
2F-Fix内スタイロ無 7.2 7.8 8.2 9.0

外気温度は熊谷地方気象台の最低気温。
1F室内の温度湿度はテーブル上で測定。
それ以外は、壁やガラス表面の温度を測定。
スタイロ有りは、外した直後に測定。
(どんどん温度が上がっていきますので測定がむつかしい。)
スタイロ無は、外してから20分程度後に測定。


北側の壁の温度は、放射冷却現象によって外気温よりも下がっています。
寒い日に床下エアコン1台だけの暖房なので能力不足状態でした。
この時は、加湿器も使っていませんでした。咽が渇きました。
これらのデータを根拠にして、効果のあった順番に並べました。
(実際はもっとたくさん測定しています)

スタイロを嵌め込むとガラス表面室内温度が下がり、外気温に近づきます。
Low-Eガラスと言えども20mm程度の厚さしかありませんから、
その断熱効果は50mmのスタイロの前には霞んでしまいます。

例え1種bでも、断熱材>ガラス ということでしょう。
窓際に居てもコールドドラフトをまったく感じません。

ただし、ガラスは上まで全面結露し、ほぼ乾くのには2時間くらいかかります。
ほぼ乾くと言うのは下側50-100mm程度結露が残っている状態です。

ということで、効果抜群で文句無く「第1位」です。
 

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