実践:換気の省エネ(1) ― 2008年08月17日 00:02:00

省エネ(節電)に取り組む時、二面から攻めることを考える。
一つは消費電力(kW)の大きいもの。
もう一つは、長時間(h)使うもの。
本当は年間の消費電力量(kWh)が分れば、
そこから攻めるのが一番効率よいと思うのだが、なかなかむつかしい。
または手間がかかる。
実は、今、この手間のかかることをしている最中です。
家中にある家電製品の待機電力を手当たり次第に実測しています。
単純にWだけでは信じられないので、何日か測定器を接続して、実使用状態での使用時間(h)と消費電力量(kWh)を測定しています。
このkWhをhで割って、消費電力を算出しています。
こんな面倒なことをやってみようと思うのも、ワットチェッカーを買った副次的効果(?)なのかもしれない。
http://the.asablo.jp/blog/2008/03/28/2880585
5,000円の元をとらなくっちゃぁ。
さて、今回のテーマは、換気の省エネ。
高断熱高気密住宅では24時間の計画換気をする必要がある。
ホルムアルデヒドや臭いや水蒸気の排出、そして新鮮な空気の取り入れなどが目的だ。
この換気装置は、当然のことながら24h動かす。
一年では8760hも動く訳だから、この消費電力もばかにならない。
当然、少ない方が良い。
もちろん、これ以外にも、
・本体の大きさとか、
・確実に換気できるとか、
・音が静かとか、
・値段が安いとか、 ←ーコレ特に重要です。
・掃除が簡単とか、
・故障時の修理体制(迅速対応)、
なども選択時の重要なファクターになる。
計画換気装置の各種カタログを調査して、わたしが選んだのは、
JBECKのDCエンジェル。
http://www.jbeck.co.jp/products/kanki/dc_angel/index.html
DCモーターを使った超低消費電力、
無段階風量調節(低騒音にも繋がる)、
そして小型、
この3っつが決め手になった。
わが家は気積625m3なので、この装置を2台設置した。
年間の電気代は、2台合わせても2,000円でおつりが来る。毎月ではない、年間です。
だから、掃除のしやすさは(年1,2回だからと)犠牲になった。
これは誰の担当だろう。 オイラだろうな、たぶん。
iBookのごり押しで、X工務店さんにとっては初採用の製品だったが、上手く納めてもらった。
良かった。感謝。
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