_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

実践:給湯の省エネ(6)2008年08月02日 10:36:55

 
書こう書こうと思っていながら、
あまりに暑かったので、除湿冷房に行ってしまいました。

エコキュートの省エネで、施主にはどうにもならない事があります。
それは、現場の設置工事。

給湯配管は熱が逃げますから、
できれば、シャワーや台所への配管が短い方がいいですね。
これは、大部分が間取りで決まります。

もちろん、しっかり保温されていれば良いですね。
これは工事の正確さ、丁寧さで決まります。



実はあまり気づかない、もう一つのポイント。
エコキュート本体(ヒートポンプ)とタンクの配管ですが、
この2本を離してください。

エアコンの冷媒配管も同様なのですが、
普通は2本を束ねてテープでグルグル巻きしていると思います。
見栄えは良いのですが、COP面からは良くありません。

なぜなら、暖かい配管から冷たい配管へ熱が移動してしまうからです。
特に、エコキュートはエアコンよりも2本の配管の温度差が大きいので、
できれば別々に配管し断熱した方が良いです。

それではカッコ悪いからと2本束ねる時は、
温冷配管の中央に新しく断熱材を挟んでもらうと良いでしょう。
 __   ___
(◎◎)→(◎巛◎)←こんな感じ。
  ̄ ̄    ̄ ̄ ̄
理由を言って工事屋さんへお願いしてみてください。

これでエコキュートの電気代が画期的に安くなる。。。。。
ようなことは無いでしょう。
 

コメント

_ 太陽光発電後付け記録のぱこ ― 2008年08月03日 11:40:47

コメントいつもありがとございます。
iBOOKさんの記事を読んですぐ家の裏に
まわってみました。
2本束ねてあって残念ですが(◎◎)でした。

素人にはわからない細かい部分ですよね。
エコ住宅応援ぽちしていきますっ!

_ iBook ― 2008年08月09日 23:44:01

冬には片方は90℃、片方は水道水ですからその差は75-80K。
できれば(予算があれば)真空断熱材でも挟みたい気分です。

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