_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

台所の高さ問題2008年05月10日 17:25:13

 
渡辺武信著、住まい方の実践、中公新書、1997年、p89によれば、
台所の作業代の高さは、戦前は72cm、戦後1950年代半ばには75cm、
70年代には80cm、現在では85cmが標準になっているそうである。

これは、身長が伸びたたためではなく、料理法が変わった
(例えば、出刃包丁などの力を入れる作業が少なくなった)
ためだそうである。

そのひとつの証拠として、
事務机の高さは、20年前の74cmから70cmにJISが変わっているそうである。
個人的には体位の向上分もあると思いますけど、なるほどと思う。

前置きが長くなりました。
拙宅では台所の作業代の高さは87cmにしました。

今までの家は80cmであり、身長176cmの私には低いように思われました。
たまの洗い物では、かがむ姿勢のせいでしょうか、腰が痛くなります。
妻も、もうすこし高い方が良いようです。

TOYOキッチンでは台の高さは、80cm,85cm,90cmの三種しかありませんでした。
そこで85cmに台を履かせて87cmにするつもりでした。

が、長野のショールームに行った時、説明してくれたK嬢に相談すると、
>台を履かせるよりも、90cmの足を切って87cmにする方が良い
と教えていただきました。
そこでこの方法を採用しました。
 
各社ともフロアユニットの下の部分はダイワを履かせていますから、
気に入った高さがない場合は、
「切る」と言う方法も検討してみてください。


日本ブログ村の にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ にほんブログ村 環境ブログ エネルギー・資源へ 部門に参加しています。

ジオターゲティング