_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

シロアリ対策(6)再掲2007年03月18日 22:55:27

わが家で採用した、シロアリ対策です。

わが家は基礎断熱で、外断熱+内断熱の構造です。
基礎立上りコンクリートの上には、気密パッキンを置いて土台を載せます。 今回は、気密パッキンと土台の間に蟻返し構造を付けました。

写真の銅メッシュがそれで、基礎外断熱の発泡ポリスチレンをカバーして、シロアリの侵入を防ぐ計画です。 銅メッシュの上にモルタルを塗って仮留めしています。
このモルタルは、紫外線に弱いと思われる発泡ポリスチレンの保護も兼ねます。

基礎の外側の土壌には防蟻材を撒いています。 しかし、万一、断熱材を食いながら上って来たシロアリには、この金属メッシュで侵入を諦めてもらうつもりです。 とはいっても、あいては生き物。 そんなに上手く行くかどうかは分からない。

X工務店の社長はとても厳しい人で、自分で納得しないと施工してくれません。
「そんな方法では責任が持てないから。。。俺はコウする」
が、口癖です。
その社長に膝詰め談判で直訴して、この方式で施工してもらいました。
(ある程度は納得していただいたものと思います)

カネカが開発したソーラーサーキット工法ではTMFSという、sus金網で外断熱材を覆う工法があるそうですが、ずいぶんとお値段が高いようです。 
もう少し安価にできる方法があるのではないかと、無い知恵を絞ったものがこれです。 

※この記事は、以前の記事を検討経過を追加して焼き直しました。

銅メッシュとHD金物2007年03月18日 23:11:03


下に見えるV字は、シロアリ対策の銅メッシュ。

短い2本のボルトは、基礎と土台を留めるアンカーボルト。

その左の長いボルトは、基礎と柱(?)を留めるHD(ホールダウン)金物。
HD金物はL=900の物だ。
わが家は根太レス工法なのでHD金物は、基礎からあまり飛び出ない。 

一番右のクルクルは、接地線。
ベースのコンクリートを打つ前に地中に打ち込んだもの。
管に挿したSD鉄筋は、コンクリートを打つ時にパイプが曲がらないようにしたもの。 あとで抜きます。


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