_ココで紹介したいろいろなIDEAは、環境などにより新たな欠陥を生むリスクもあります。 良く検討された上で、自らの責任で採用してください。

基礎工事のコストダウン(1)2007年02月25日 17:08:10

わが家は、基礎断熱である。
基礎立上りは、900である。

基礎工事のコストダウンをはかるため、いくつかの工夫をした。
今回は、掘削量を減らした、ことを書く。
別の言い方では、「床のレベルを上げた」となる。

これは、コストダウン要因として、
 ・掘削量を少なくなる。
 ・残土処理量も少なくなる。
 ・構内移動量も少なくなる。
 (工期も短くなるはずだが、機械掘りではほとんど変わらない)
 ・浸水対策が不要。止水板が不要になる。
 (今回は、GLより床下が低いので止水板を付けたが)

一方、コストアップ要因として、
 ・基礎断熱材のモルタル量が増える。

床のレベルは、これらの要因と玄関の出入りを勘案して決めた。

この「玄関の出入り」というのは、床の高さがあまり高いと出入りが大変、つまり、
 ・玄関外の階段数が多くなる。
 ・入口スロープが急勾配になる。
 ・入口スロープが長くなる。
ということだ。

このほか、給排水についても、そのルートを検討しておく必要がる。
特に、排水びついては勾配が必要になるので、床下から抜くか、基礎の横から抜くかは、メンテも含め重要だ。



基礎工事のコストダウン(2)2007年02月25日 17:41:29

二つ目のコストダウンは、型枠を使わなかったこと。

型枠の代わりに断熱材を兼用した。
要は鉄筋の外側にEPSで型枠を組んでしまう、というものだ。

わが家で使ったものは、商品名はワンダーイーフォームという。 他の会社でも同様のものが発売されている。

写真は、T字形となる基礎の部分。黒い部分は、基礎上に「コの字」の支持枠を付けたところ。
ここに50mmのEPS断熱材を挟み込む。 H=300mmが3段で900になる予定。
ワンダーイーフォームの施工はやや大変なようだが、何回かやって慣れれば速くなるそうだ。

コストダウン項目。
 ・型枠損料が不要。
 ・型枠外しの手間が不要。
 ・工期短縮
 (断熱材外側のモルタルは型枠外しせずに塗れる。)

コストアップ項目
 ・慣れないと施工に手間がかかる。


枠金物の取付2007年02月25日 17:53:16


断熱材を固定する枠金物の拡大写真。
金物と書いたが、実際はプラスチック製であった。
メーカーのマニュアルでは、この部品はなく、断熱材の外側を固定するような絵が書いてあった。

写真で「270」という数字がみえるだろうか。
どうも現場に来る前に、加工してあったらしい。 長い定尺物は別にして、短い金物にはすべて寸法が書いてあったようだ。 全部はみていないけれど。
雨の日には、こういった加工(下準備)をしているのだろうか。


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